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カテゴリー「インターネット」の5件の記事

2017年5月11日 (木)

ネットで医療情報を検索するときの注意点。

おはようございます。
今日はネットで医療情報を検索するときの注意点について書きたいと思います。

 

みなさん病気になると自分が一体何の病気になったか心配で知りたくなります。 
当たり前ですね。

 

調べるのに便利なのがネットです。
しかしご存知のようにネットの世界は魑魅魍魎の世界です。
ウソ、デマ、騙り、何でもござれの世界です。 

 

その中から有用な情報を引き出すのは意外と難しいのです。

ダマされない賢いネット検索をしたいものです。 

今日はそのコツについてお話ししたいと思います。

 

医療情報を検索するときは、

 

誰が書いたのか?
その人は実在の人物か?
その人物と連絡が取る事が可能なのか?
その人物が直接書いた記事か?
その人物は信用に足る経歴の持ち主か?
いつ書かれたのか?

 

まだこれだけでは足りないかもしれませんが、このあたりを抑えておけばおおよそ大丈夫かと思います。

 

それぞれ詳しく説明いたしますと、

 

1)誰が書いたのか?

 

当たり前ですが、医療情報ですから情報に一番詳しいのは医師です。つまり医師以外が書いた情報はかなりの確率で「ガセ」決定です。

 

どっかのコミュニティーの書き込みを見て、素人さん同士の情報交換で薬の副作用や治療の情報を得た、なんていうのが「もっともヤバい」わけです。笑うかもしれませんが当院にくる患者さんのほとんどがこのパターンでガセをつかまされています。

 

2)その人は実在の人物か?

 

信じられないかもしれませんが、実在しない架空の病院、医師名で情報を書き込む不届き者がいます。

そこで、次が大事。

 

3)その人物と連絡が取れますか?

 

これかなり重要です。どこどこ病院の何科の医師と書いてあって、病院のホームページを見たらちゃんと名前がある。これが正しい姿です。
ネットで先生の名前を検索しても出てこない、、。そりゃあ、だいぶ怪しいですね!

 

4)その人物(医師)が直接書いた記事か?

 

最近増えている事例ですが、

プロのライターが書いた記事を医師が「監修」してそのまま載せているパターンです。

もちろん書いた人は医師ではないのですが、「監修」と称して記事に医師の顔写真が掲載されています。これでは患者さんは医師が書いたものかと誤認してしまいますね。

こういうサイトは医師に無償で名前を登録させておいて、いろんな記事を時々送りつけてきます。そこから医師は自分が監修やってもいいかな、という記事を選んで監修しましたよ、と申告します。

 なぜそんなことをわざわざやるのか?

医師が売名したいからです。雑誌やネットの記事に載った、と院内で宣伝すれば「有名な先生だ」と患者は誤認します。
 
こういう記事には(特に美容系記事に多い)、業界では全く名前も知られていない「誰これ?」みたいな新参者の先生、しかも化粧バキバキで綺麗な巻き髪のおネーちゃん先生の顔写真がたいてい載ってます。笑。

 

5)その人物は信用に足る経歴の持ち主か?

 

そこでこの項目です。どういう経歴の持ち主かわからない人が書いた情報は信憑性が??です。臨床経験もよくわかりませんのでね。何年どこにお勤めだったか?という情報も有益です。

 

6)いつ書かれたのか?

 

古い情報がダメな情報とは限りませんが、医療は日々進歩しています。特にアレルギーの情報なんかはこの10年で正反対と言ってもいいくらい変化しました。ですから読むなら最新の情報が最良の情報である確率は高いです。

 

と、以上ネット検索をする上での注意点でした!

 

実は、先日当院スタッフがネット上の記事を読んで僕に色々質問してきたのがこの記事を書いたきっかけです。
そのスタッフは4)に騙されていたんですね。
現場にいる看護師さんでもこの有様ですから皆さんもご注意くださいね!

さ、今日も頑張りましょう! 


 
  

2017年3月26日 (日)

今日は名古屋で講演会でした。病院の口コミって困りものですネ。

今年に入ってからすでに5回目の講演ですhappy01

会場を撮るのを忘れたのでパンフをパチリ。

Img_7056

昨年暮れに脱毛用レーザーGentleLasePROが厚労省承認機になりました。
 

 

美容レーザーが承認機になったことは実は大変画期的なことなのですflair。その絡みで脱毛レーザーの経験を買われて現在全国で講演をして回っています。


1月の東京、横浜を皮切りに仙台、福岡、そして今回の名古屋です。新しくできた名古屋kitteの会場は50名オーバーで満席です。 

 

 

今日の講演は名古屋市で開業されている、血管腫治療の専門家、西堀公治先生と、レーザーのスペシャリスト、東海大学形成外科准教授の河野太郎先生とご一緒させていただきました。



僕は今回1番バッターbaseball。なんせこの中じゃ一番若いですから。
いつも一人で2部講演とかですので今回は気楽ですねhappy01。 

 

「脱毛レーザーの基本と応用」というタイトルで50分間お話させていただきました。

 

今日は看護師さんの参加も多く、みなさんが安心、安全な脱毛が出来るよう精一杯お話させていただいたつもりです。伝わってくれると嬉しいですね。


西堀先生からは血管腫治療について。講演の最後に僕が質問で門外不出の企業秘密を聞いてしまいましたsweat01。先生、気さくに秘密を教えてくださってありがとうございます。でも同じようにやってもきっとうまくいかないんだと思いますけどね。


河野太郎先生からはピコレーザーPicoWayによる刺青治療についてのお話でした。でもここ愛知県でピコレーザーPicoWayを所有しているのは僕と西堀先生だけです。。

 
 

しかもPicoWayでタトゥ刺青の治療をやっているのは愛知県では僕だけのはず。ということは、今回の講演はほぼ個人授業状態。全く恐縮でございます。河野先生、大変勉強になりました。

 
 

ということで今日また新たなノウハウを得ましたので明日から診療を頑張りたいと思います。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 

☆さて、最近は病院口コミサイトが少々困りものですね。うちも良いこと悪いこと色々書かれていますよwobbly。 このブログを読んでるみなさんもよろしければ口コミを一度読んでみてください。読んで「あはは、先生のとこ、確かにそうだわ」、と笑っていただければ幸いですhappy01

 

あのね、病院ていうのはね、ちょっとやり方や言動が気に入らないからとってレストランやホテルみたいに悪口書くんじゃなくって、サクッと自分のフィーリングに合うところに行ったら良いんですよ。幸いここ日本では保険診療のおかげで病院によって治療方針も値段もそんなに違いませんからsun

 

最近じゃ、良い口コミを書いてやるから金払え、なんていう業者も寄ってくる始末ですdespair。拒否したら口コミサイトに悪口書かれるらしいですよ。あ〜こわ。

 

自身と病院とは相性というものが相当程度あります。医者の僕にだって自分にとっての名医はちゃんといます。他の人にとってはぜんぜん名医じゃないかも知れませんが。

 

病院の口コミを「食べログ」と一緒にしないでもらいたいもんです
 
 
第一、病院はサービス業ではありません。どこかのお店のようにおべんちゃらを使うこともありませんし、よいしょもしません。特別なサービスもしません。また嘘をついてもてなすところでもありませんので時にはイヤなことも反発を覚悟で正直にきっぱりお話しします。
 
 
最近、個人が情報を自由に発信できるようになったことは大変喜ばしいことなのですが、病院を何か別のサービス業とお間違えの方も多くいらっしゃるようで、へんちくりんな書き込みのお蔭で看護師共々大変困惑しています。そんなことやったっけ〜〜?てな書き込みまでありますからね。
 
 

こんなこと書くとまた明日から悪口書かれるかも〜?happy01
これから開業される先生、病院口コミは気にしてはいけませんよ。

 

悪口を書かれてもこれからも私のスタイルは何も変わりません。でもこれが嫌われる元なんですよねえ。。わかっちゃいるけどヤメラレナイ。。と、みなさん、この医者につけるクスリはないな、と思ってどうぞ笑ってやってくださいねup。。

2017年2月23日 (木)

ネットで医療情報を検索するときの注意点。

ネットで医療情報を検索するときの注意点sun

 

日頃ネット情報の検索に慣れていない(ネット上はガセネタが多いという事実に慣れていない)主婦の方たちが陥りやすい、ネット情報を検索する上での注意点を書きたいと思います。

 
 

診察室で時々いるんですよ、

 

患者さんが思い込んでいる情報に対してこちらから間違いを指摘すると「先生、ネットにそう書いてあったから…」という人。
 
 
だ、か、ら、それは違いますってsign01 

 

1)検索上位の情報が正しい情報というわけではない。

ネットでは検索数の多い記事ほど上位に来ますが上位にあるからといって信用できる情報というわけではありません。
手っ取り早く検索すると上位の情報しか読まず、そこに嘘が混じっていても鵜呑みにしてしまいがちです。
昨年、DeNAという会社が学生バイトにガセの医療記事を書かせた上で自分の会社の記事が有利になるよう検索上位に来るような技術を使って医療ガセネタを垂れ流していた事件がありました。(クリックによる広告収入を得るため)
 
 
 
2)誰が書いたものですか?

さっきのDeNAの話と同じですが、あなたの見ている記事はもしかしたらどこかのライターやバイトがあちこちの記事をつなぎ合わせて書いているだけかもしれません。特に最近多い「まとめサイト」は危険。
 
 
また素人さん同士の情報交換の場は危ない。なんとかコミュニティーとか、なんとか広場とか、○チャンネルとか。
当たり前ですが素人さんが誰かに聞いた話を書き込んでいるだけですから真実はどこへやら。ほとんど伝言ゲーム状態であります。親切に教えてくれているようですが、実は迷惑でしかありません。
 

では何を探せば良いか?

 
医師が記名付き(できれば顔写真付き)で書いている記事を探すべきです。医師は医師でも日頃患者を診療していない「なんとか博士」の語る記事は怪しいのでバツです。現在現役で診察室に座って診療している医師が書いた記事を読むべきです。(例えば大学病院の医師や開業中の医師など)
最近はプロのライターが書いた記事を医師が「監修」と称して記事をちらっと見るだけでOK出しちゃうようないい加減なものもあります(実際僕もそういう仕事を持ちかけられたことがあります)のでご注意を。
 
 
 
3)いつ書かれた情報ですか?
 
医療は進歩します。例えば食物アレルギーの分野ですと10年前ではとにかく摂取は禁止でしたが、今はなるべく摂取を許可してあげることが重要である、となっています。このように医療情報は日進月歩ですのでいつに書かれた記事かが重要です。しかしブログ以外の記事には残念ながら日付が打ってありません。
 
 
手っ取り早く手に入れたその情報はもうカビの生えたような話かもしれませんよ。 
 
 
4)ネットにあるネタを頭ごなしに信用しない。

 
日本人はお人好し。他人の言うことをすぐに信じる傾向があります。長らく島国で寄り添って生活していたせいでしょうか。なんでも書かれたことを鵜呑みにしないこと。
オレオレ詐欺なんていうものがはびこるのもすぐ他人を信用してしまう日本人独特の性質のためでしょうか?
自分の考えに沿った医療情報だけ都合よく読むような傾向のある人もダメですね。不都合な事実もきちんと受け止めましょう。



今日はざっくり4つほど挙げました。この記事を読んでいる人、心当たりはありませんか?


2016年2月19日 (金)

ネットの評判から。

今回は当院の評判が書かれていた、ある病院評価サイトの抜粋です。

ぜひみなさんに読んでいただきたいので掲載いたしました。

Internet_wifi_people

 

〜〜〜〜〜〜〜

 

〇〇病院の紹介で行かさせて頂きました。

待合室は椅子が多く便利で、 待ち時間も患者さんの割にとても早かったです。 診察の際、先生を待っている間、看護師さん達の会話が大きな声でプライベートな話しをしていてあまり良い気分ではなかったです。 

サードオピニオンとして伺った病院でしたので、きちんとした病名か原因を知りたかったのですが、”原因不明なんてよくあることですね”と言われ、何も言えなかったです。  

又、看護師さんに処置して頂いた薬も、帰宅後痒みが収まらず、ネットで調べた結果 一番強い薬みたいでした。 原因も判らず病名もきちんと説明して頂いていないのに、結果的に一番強い薬を投与されたという点は少し違和感を感じました。  

様子見と言う事ですが、二度と行きたくありません。

(20代女性)

〜〜〜〜〜〜〜

 

なるほど。
ごもっとも。これはだいぶ僕らも反省しなければいけませんね。

 

看護師さんの会話がプライベートすぎて気に障ったようですのでこれはスタッフに注意したいところです。

 

ただし、当院は三つ星レストランでも高級ホテルでもないので、あまりかしこまった接客をすることもありませんので、少々人間くさいところは許してもらえたら幸いです。

 

原因も判らず強いお薬を出された、とのご指摘。恥ずかしい限りです。

 

正直なところ医学には相当限界があります。僕らは毎日勉強していますが、残念ながらわからない、知らない疾患を日常から数多く目にします。
 

 

ある意味自分の修行不足かとも思われますが、現実として病気は原因不明のものがほとんどであります。原因がわかる疾患は数えるほどしかないのですね。

 

原因は不明ながら、その方の苦痛を早く取ってあげたいがために、症状を見てさらには指で触った上で、強いお薬にすることはよくあります。その思いが通じなかったことは私たちの至らぬところでございましょう。 

 

またお薬を出しながらその反応を見て、次の治療を考える、ということもよくやりますね。そこで自分の思った反応でなければそこから検査が始まるというわけです。 

 

ちなみに皮膚の検査は血液検査ではありません。病気の皮膚を切り取って検査に提出します。ですから初めて来た人にいきなり切ったりしません。。

 

近頃は初めて外来に来たのにすぐに答えを欲しがる人が多いですね。病気とは進行を見ながら、人の生活を見ながら診断しないといけないものが多いのですが、初見で答えを出してくれ、というわけです。

 

何を焦っているのか、時代がそうさせているのか、みんな時間がないのですねsad

 

また私たちはごまかしません。事実、病気の方が来たら適当な原因を患者に適当にしゃべって適当に帰しちゃう残念なドクターも多く拝見いたします。でもその病気の原因って本当に分かってるんですか?ごまかしはいけません。

 

わからないものはわからない、と言ってあげないとその患者さんは不幸です。

 

「病気とは実は原因がよくわからないものばかりですよ」、ということを教育できず、ちゃんと説得できなかったのは私たちの責任でもありますねwobbly。 

 

ちゃんと説得できないとその方は次の病院でも同じことをやってしまうではありませんか!そうするとその患者さんはまたも不幸です。

 

次の病院でも同じように扱われて、てきとうな答えを出されて。。こんなことを繰り返すと誰でもいじけちゃいますよね。そのうち医師不信、薬不信ですよrain。 

 

医療とは人間同士の丁々発止の場ですので、このような評価も仕方ないことかと思われます。

我々は、電話でもトイレでもネットでも何でも進化していて何でもわかるような(気がする)時代に生きていますが、医療においてはまだまだ発展途上であり、まだまだ限界がたくさんある、ということを患者さんたちが知っておいていただければ私たちも仕事がしやすいのでありますflair

 

今回の一件は、
「患者さんの期待値と実際の医療レベルとのかい離」がよくわかった出来事でした。 

 

生死にあまり直結しない皮膚科ですらこんな有様ですから、ガン治療の最前線にいる先生や難しい病気に日々取り組んでらっしゃる内科の先生方などはもっと大変なんだろうな、と推察いたしますtulip。 

 

この経験は明日からまた生かしたいと思いますhappy01

人生毎日修行ですねsign01

 

 

 

2015年9月16日 (水)

インターネットで医療情報を読むときの注意点

外来でよく聞く言葉。

「ネットで見たんですけど、ほくろが足の裏にあると悪いって書いてあったので。。不安になっちゃって。」

若い人たちには滅多なことでは悪性腫瘍などはない。ま、そこは置いといて、

「ネットで見たんですけど」、ここがひっかかるtyphoon

それ、なんの記事見たのsign02

Yjimage1

〜〜〜〜〜〜〜〜

1)誰が書いているかちゃんと見ましたか?医者が書いていましたか?

医者が書いてない病気ネタは信用したらいかんよpunch

まったくの素人さんがテレビやら雑誌やら右と左の情報を合体させて勝手に書いている記事なんかザラにあるからね。書いた人はテレビや雑誌に書いてあるから信用できるだろうと思っているわけね。でもそれは間違いですflair

だから誰が書いたかが重要。

もしかしたら隣に座っているおばちゃんがその記事を書いたかもしれんわけで。わはは、まさか、と思ったでしょ。でもネット社会ならありうる。

では、医者が書いているなら何でも信用できるか? →否dash

2)それを書いた人はきちんとした経歴の人物ですか?

その人の経歴がはっきりトレースできればその道のプロがどうかがわかる。ほくろの記事だったら書いている医者がちゃんと皮膚科学会等で活躍している人かどうか。患者さんには確認が難しいけど、僕らが学会や医学雑誌なんかでよく知っている人ならほぼ間違いない。

ようするに現場でその治療に真摯に向き合っている医者が書いているならOK。自分が治療をしてないのに本の知識だけで書いているものもありますからeyeglass。そんなの論外なわけです。

3)その記事の情報源は書いていますか?

より確実な情報とするにはどこどこの医学文献を参照した、と明記してあればなお良し。

〜〜〜〜〜〜〜〜

ま、とどのつまり、どっかの誰かがかるーく書いた病気ネタをちょこっと検索しただけで信用するのはマズイよ、ってことcancer。もともと信用できない記事で不安になっちゃうなんてなんだか損した気分になりませんか?

日本人はみんなイイ人すぎですsun
そういう性質につけこまれて詐欺みたいなのがはびこるんだよな。きっとgawk