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カテゴリー「温熱性紅斑」の1件の記事

2016年2月 9日 (火)

火だこ と なまはげ。

さて、先日、ある患者さんがやってきました。

背中向けてストーブに当たっていたら模様が出てきちゃって。。

20160126_091259

背中を見ると、網目模様のようになっています。

これは「温熱性紅斑」と言います。

別名「火だこ

 

ストーブなどの熱源に長時間当たることで発生します。
放置すれば夏頃にはだいぶ消えます。

 

と、今日はこの「火だこ」の話題。

 

数年前の年末、秋田は男鹿に旅行に行きました。
男鹿半島には「なまはげ」が体験できる「なまはげ館」なる施設があるのです。 

 

「なまはげ」っていうのは怖いお面かぶって、わらで出来た衣装をまとって、包丁持って、「泣く子はいねがー」「怠け者はいねがー」と言って家に入ってくる、という民族行事です。

↓こういうの。

Img_0863_2

 

この「なまはげ」の語源が実は火だこにあるのですねsnow

「なまはげ」は「なもみ剝ぎ」がなまったものだそうで、この「なもみ」というのが「火だこ」に相当するそうです。

つまり、ずっと家にいて囲炉裏に当たっていると「なもみ」(火だこ)ができてしまいますので、 

そのなもみを剥ぎ取って怠け者を戒める、のがなまはげというわけです。

なもみを剝ぎに来る=なもみはぎ=なまはぎ = なまはげ となったんですね。

 

包丁は人を刺すのではなく、なもみを剥ぐための道具、というわけです。

皮膚科をやっている僕には「へえー」な内容でした。

ということでストーブなどの強い熱源に長時間あたりますと「なもみ」ができてしまいますのでご注意をhappy01。特に下肢は好発部位です。