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カテゴリー「医療情報」の1件の記事

2017年2月23日 (木)

ネットで医療情報を検索するときの注意点。

ネットで医療情報を検索するときの注意点sun

 

日頃ネット情報の検索に慣れていない(ネット上はガセネタが多いという事実に慣れていない)主婦の方たちが陥りやすい、ネット情報を検索する上での注意点を書きたいと思います。

 
 

診察室で時々いるんですよ、

 

患者さんが思い込んでいる情報に対してこちらから間違いを指摘すると「先生、ネットにそう書いてあったから…」という人。
 
 
だ、か、ら、それは違いますってsign01 

 

1)検索上位の情報が正しい情報というわけではない。

ネットでは検索数の多い記事ほど上位に来ますが上位にあるからといって信用できる情報というわけではありません。
手っ取り早く検索すると上位の情報しか読まず、そこに嘘が混じっていても鵜呑みにしてしまいがちです。
昨年、DeNAという会社が学生バイトにガセの医療記事を書かせた上で自分の会社の記事が有利になるよう検索上位に来るような技術を使って医療ガセネタを垂れ流していた事件がありました。(クリックによる広告収入を得るため)
 
 
 
2)誰が書いたものですか?

さっきのDeNAの話と同じですが、あなたの見ている記事はもしかしたらどこかのライターやバイトがあちこちの記事をつなぎ合わせて書いているだけかもしれません。特に最近多い「まとめサイト」は危険。
 
 
また素人さん同士の情報交換の場は危ない。なんとかコミュニティーとか、なんとか広場とか、○チャンネルとか。
当たり前ですが素人さんが誰かに聞いた話を書き込んでいるだけですから真実はどこへやら。ほとんど伝言ゲーム状態であります。親切に教えてくれているようですが、実は迷惑でしかありません。
 

では何を探せば良いか?

 
医師が記名付き(できれば顔写真付き)で書いている記事を探すべきです。医師は医師でも日頃患者を診療していない「なんとか博士」の語る記事は怪しいのでバツです。現在現役で診察室に座って診療している医師が書いた記事を読むべきです。(例えば大学病院の医師や開業中の医師など)
最近はプロのライターが書いた記事を医師が「監修」と称して記事をちらっと見るだけでOK出しちゃうようないい加減なものもあります(実際僕もそういう仕事を持ちかけられたことがあります)のでご注意を。
 
 
 
3)いつ書かれた情報ですか?
 
医療は進歩します。例えば食物アレルギーの分野ですと10年前ではとにかく摂取は禁止でしたが、今はなるべく摂取を許可してあげることが重要である、となっています。このように医療情報は日進月歩ですのでいつに書かれた記事かが重要です。しかしブログ以外の記事には残念ながら日付が打ってありません。
 
 
手っ取り早く手に入れたその情報はもうカビの生えたような話かもしれませんよ。 
 
 
4)ネットにあるネタを頭ごなしに信用しない。

 
日本人はお人好し。他人の言うことをすぐに信じる傾向があります。長らく島国で寄り添って生活していたせいでしょうか。なんでも書かれたことを鵜呑みにしないこと。
オレオレ詐欺なんていうものがはびこるのもすぐ他人を信用してしまう日本人独特の性質のためでしょうか?
自分の考えに沿った医療情報だけ都合よく読むような傾向のある人もダメですね。不都合な事実もきちんと受け止めましょう。



今日はざっくり4つほど挙げました。この記事を読んでいる人、心当たりはありませんか?