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カテゴリー「アナフィラキシー」の1件の記事

2017年6月22日 (木)

アナフィラキシーに遭遇。

おととい火曜日は落ち着いた外来でした。

 

のんびりした外来中、患者さんと機嫌よく話していたら、看護師が何やら耳打ち。

 

「先生、ちょっと大変な子が来てて。卵食べたら吐いたらしくて。。たくさん嘔吐もしたようです。ぐったりしてます。」

 

「なに!」 

 

外来は急遽中断です。

 
 

隣の診察室に駆けつけてみると、8ヶ月の女の子。

 
 

月曜日に少し卵の白身を食べさせてみて大丈夫だったので、今日は多めに食べさせてみた、とのこと。食べてから1時間だそうです。

 
 

全身にわたる蕁麻疹、嘔吐、意識低下、傾眠傾向。。。横になって眠りそうです。

 

 

いかん、アナフィラキシーだ!

ボスミン!
 

 
みんなが慌ただしく動きます。
ボスミンとはエピネフリン(アドレナリン)のこと。心臓の鼓動を増やし、循環量を増やし、気管支を拡張させ、生命の危機にある状態を改善します。
 

 
患児の体重から慎重に量を図ってボスミンを筋肉注射。
 
 
 
10分毎のバイタルチェック、、、
 
 
 
そしておよそ30分後、患児はニコニコして起き上がりました。。 
よかった、よかったcoldsweats01
 
 
 
普段から食品アレルギーの指導を色々とさせていただいておりますが、滅多に本気のアナフィラキシーに遭遇することはありません。
 
 
 

でも私たちはこんな子がいつ運ばれて来てもいいように準備をしているつもりです。

 
 

その上、たまたまタイミングの良いことに日曜日に参加した「アレルギー学会」でちょうどこのアナフィラキシーのセッションを聴講していたのでした。。 

 

アナフィラキシーを確実に救命できるのはアドレナリンの注射だけ。
 

 
と言う講演でした。
 
 
 
今回僕らはアナフィラキシーに対してアドレナリンの注射にすぐに踏み切ったわけですが、学会でのお話ではアナフィラキシーに正しくアドレナリンの注射を使用している施設は4割程度だとか。
 
 
 
あとの施設はどうやって救命してるんだろか??
 
 

 
備えあれば憂いなし。やはり勉強は大事ですね。
 
 
 
今回またひとつ貴重な経験をいただきました。患者さんは教科書。昔から言われていることばです。
 
 
 
さて今日も頑張りますsign01